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低山だから大丈夫!それは間違いだと気づく怖さと油断...|山の失敗談 No.07

Sherpa編集部 ガイド

低山だから大丈夫!それは間違いだと気づく怖さと油断...|山の失敗談 No.07

登山を始めて3~4ヶ月経った9月のこと。

仕事の都合で平日休みの私は、登山はいつも単独行。登山を始めてから週に2回の休日は、すべて登山に捧げるほどの熱の入れようでした。その時の自分は変な自信がありました。どんなところも一人で行ける自信に酔っていたのだと思います。

いつものように家を出発し、草津白根山(本白根山)方面へ。

途中、草津の道の駅にトイレ休憩で立ち寄ったときに何気なく観光案内の方とお話することになりました。登山をする出で立ちだったからでしょう、予定していた本白根山登山に何度も登っているなら違うコースで草津白根山付近を楽しんでみては?とハイキングコースマップをいただき、変更することに決めました。

今いる道の駅から殺生河原まで歩いていけるなんて知らなかったのでわくわく気分で即決しスタートしました。

9月上旬、世間で言う夏休みも終わり静かな登山道。平日登山の醍醐味、自分だけが独占している感覚。石尊山までは特に問題なく到着。

そこからは少し暗い森の中を進みます(夏で木が生い茂っているため)。ハイキングコースと銘打っているから平日でも一人くらいはすれ違うかと思っていましたが、誰ともすれ違うことなく森の奥へ。少し不安になりながらも、登山道があるから大丈夫と前進。

すると急に砂利道にでました。良くわからないまま、砂利道をとりあえず登り始めたのですが立ち入り禁止の看板。

あれ?間違えたかな?少し戻ってみたら、小さな案内標識がありました。行き過ぎたと気付き、標識通り登山道へ戻りました。

そこから少しすると登山道がうっすらしか見えないような景色に。

あれー?また戻りました。

再度標識を確認して間違っていないよな~とまた登山道らしき道を進みます。だんだん藪に突入、でもうっすら道があるからとかき分けて前進。腰までの藪に入ったところで、虫の大群が飛び立ち、悲鳴をあげてしまいました。

今までの自信はどこへやら…不安しかない状態に。

振り返るともうすでに藪が道をかくしてしまいました。半泣き状態でしたが、本で読んだ『遭難したら尾根へ』を信じ上へ上へとかき分け登りました。

どのくらい藪こぎしたのかはわかりませんが急に登山道が現れました!そこで腰が抜け、しばらく放心状態。水分もとらず、夢中で抜けた藪。もっていたペットボトルをすべて飲み干して生き返る始末。とにかく早く帰りたくて、そこからは小走り。なんとか殺生河原へ抜けることができました。安心からか疲労なのか、足が震えて下山は転んだりと散々でした。

今思えば、きちんとした地図をもたずハイキングマップ頼りで道の詳細もわからず山に入ったことが間違いでした。

それと、夏休み明けで登山者が数日入っていない道は藪におおわれてしまうこともあり、マイナーコースの怖さというものを知りました。


ガイドアドバイス

結果的に無事下山できて本当に良かったと思います。「迷ってるかも?」と思って、わかるポイントまで引き返すなど注意深く行動されていることが大事に至らずに無事に下山できることにつながったのではないでしょうか。低山は、森林限界を越えた稜線とは違ったリスクがあります。道が荒れていて判別しづらかったり、藪で道が隠されてしまったり、樹林帯では展望が利かずにどこに向かっているのか方向感覚を失ったりといったことは低山特有の道に迷う要因です。低山で登山をしている人で同じような経験をされている方は他にもいると思います。筆者も似たような経験をしたことがあります。その時に「どんな山もちゃんと計画して取り組まないと危ないことになるな」と自分を戒めました。おそらくこの経験以降はさらに慎重な登山をされていることと思います。これからも安全登山を心がけて下さい。
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