百名山の四阿山へ!雪で埋もれた分岐点...
- 詳細情報
- 登山時期:5月下旬
- 登山場所:四阿山
- ルート:根子岳〜四阿山の周回ルート
- 天気:曇り
- カテゴリ:道迷い 遭難
私が登山をはじめて2、3年目のことですが、前の夏に登った根子岳から見える四阿山に登りたくて、かなり雪解けが進んだと思われる5月下旬に根子岳~四阿山プチ縦走にチャレンジしました。
私の登山スタイルは基本ソロなので、事前のコースチェックや当日の天気のチェック、装備の確認は気をつけているつもりでした。
当日、駐車料金を払う時に菅平牧場の管理事務所の方に今年は結構雪が残っているので注意するように言われまた。そこで、もしかしたらと思って用意していた軽アイゼンを持って行く事にしました。
天気は薄曇りで順調に根子岳に登り、山頂に着いた時、地図とコンパスを忘れた事に気付きました。
コースは前日に確認したし、百名山だから標識や目印があるだろうと四阿山を目指しました。なんとか山頂付近まで登ると、結構雪が残ってます。山頂手前の階段は雪で埋まってました。
こんな時期でも雪が残ってるんだなぁ、なんて思いながら軽アイゼンを装着し山頂へ登りました。
無事に山頂到着。お昼ご飯を食べ、13時過ぎに下山をスタートしました。計画では中四阿を経由して管理事務所へ戻る根子岳~四阿山一周でした。
しかし、雪で分岐点が分からず、踏み跡の多いコースを選んでしまいました。それは鳥井峠(群馬県)へ降りるコースでした。一時間程歩いた頃間違いに気付きはじめましたが、登り返す体力に自信が無く、とりあえずこの道も正規の登山道だからと、そのまま下山しました。果たして鳥井峠に着き、タクシーを探そうとケータイを取り出すと電池切れ。
やむなく管理事務所まで歩きました。そのため15時下山終了の予定が、駐車場に18時半頃着きました。
今回はなんとか人里まで行けましたが、これはある意味、道迷い遭難ですね。
この経験から、登山に行く時は山のレベル関係無く、地図とコンパスは忘れないようにしてます。
時間がかかったとはいえ、自力で安全圏まで行動されたことは登山者としての責任を全うされたと言えます。投稿にもある通り、地形図、コンパス、ヘッドランプなどはいつも持っていたほうがよいでしょう。また携帯の充電器(または予備バッテリー)もあれば安心だと思います。