雨飾山で起きた無計画初登山
- 詳細情報
- 登山時期:2011年6月12日
- 登山場所:雨飾山
- ルート:雨飾高原キャンプ場〜雨飾山山頂ピストン
- 天気:晴れ
- カテゴリ:道迷い 遭難
この日の前日に友達から連絡が来て、明日、長野に行くから、どこか登りに行こうということになり、
急遽、小谷村の雨飾山に行くことになりました。
朝、小谷村の道の駅で合流し、雨飾高原キャンプ場の登山口へ。
準備をして、6時過ぎぐらいに出発。最初は木道を軽快に進みます。
木道が終わると、急登が始まります。僕にしてみれば、本当にこんなところ登るの、っていう急登。
登山歴の長い友達はスイスイ登っていきます。僕も息を切らしながら、なんとか進んで行きます。
ブナ平を過ぎたあたりから、雪が増え、友達からアイゼンを借りて装着。
しばらく進んで行き、結構な急登を登っていると、友達が「道を間違えたみたいだから引き返そう」僕はなんのこっちゃ⁇状態。
ルートは完全に友達任せで、ただ後ろを歩いているだけでした。しばらく戻ると、登山者のピンクリボンにたどり着きました。結局、45分ぐらいのタイムロス。帰りもバテバテで9時間以上かかってしまいました。
これが最初の登山でした。
キツかったけど、残雪の荒菅沢の景色や山頂からの後立山連峰の山々が、山にハマるきっかけです。
最初にこんな経験をしたので、グループでの山行でも、決してリーダー任せにしないことを意識しています。
連れて行ってもらうという考え方はやめました。
ルート等の下調べをしっかり行うことを心掛け、安全に登山をするようになりました。
ガイドアドバイス
車で知らないところにドライブに行くとします。
カーナビ(またはナビアプリ)に現在位置と目的地を入力すると経路と所要時間、走行距離などの行程概要が表示されます。登山もそれと同じと思えば良いでしょう。
出発地と目的地が決まっているわけですから地形図を見て経路と所要時間、歩く距離を事前に確認しておきたいものです。最初の登山で辛い思いをされたことで登山の基本に気づくことができたのは、その失敗が活かされた良い例といえるのではないでしょうか。これからも安全な登山を心がけてください!
車で知らないところにドライブに行くとします。
カーナビ(またはナビアプリ)に現在位置と目的地を入力すると経路と所要時間、走行距離などの行程概要が表示されます。登山もそれと同じと思えば良いでしょう。
出発地と目的地が決まっているわけですから地形図を見て経路と所要時間、歩く距離を事前に確認しておきたいものです。最初の登山で辛い思いをされたことで登山の基本に気づくことができたのは、その失敗が活かされた良い例といえるのではないでしょうか。これからも安全な登山を心がけてください!