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山岳ガイドへの相談

解決済み

カメラの結露対策について

相談者 オカムー さん

初めての質問になります。
登った山々を、どうせなら綺麗な写真を撮り残したいと考え一眼レフレビューしたカメラ初心者です。

冬山など寒い時期の登山で、どのようにカメラの結露対策をしていますか?
私は、いざ撮影しようとした時にレンズが真っ白になり、シャッターも制御されているのか切れない状況になったことがあります。
それ以降、原因不明ですがピントが合わなくなり故障にも繋がってしまいました。

冬山ではカメラの結露、防寒対策は皆さんが気がかりな事かと思います。
私は登山中やチャンスを見つけて撮影する場合以外はカメラをザックの中に入れていて絶対に「長時間冷気にさらさない」ことと、温度差のある環境では充分な注意をはらって処置することを結露防止の対策としています。

また、外で撮影した後に山小屋に入る場合にも室外と室内の温度差が大きいため、小屋に入る前にカメラをしっかり包んでザックに仕舞ってから小屋に入ります。外で撮って来た写真を小屋の中で見たい思いも募りますが、早々に撮り出してしまうとその場で結露が発生してカメラやレンズがベタベタになってしまいますので、念のため翌朝まで我慢です。

しかも、一端結露してしまうとレンズとカメラボデーの結合部分にまで湿気が入り込んで電気的に接点不良を起こす場合がありますので、この点が「シャッターが切れない」レンズも駆動しないため「ピントが合わない」というトラブルの原因になります。

対策として、一度レンズを外してみて接点部分の湿気を綺麗に拭き取ると回復する場合もあるようです。
山ではどんどん気温も変化しますのでカメラを持ち歩く場合、カメラバッグ等でできるだけ保温しておく事をお勧めします。

解決 相談者 オカムー さん

早速回答頂きありがとうございます。外気に出しっ放しや温暖さのあるところでの出し入れまでも気を遣っていたとは。
迂闊に外気に出しっ放しで撮影していたことが悔やまれますが、理由が解決したので良かったです。

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