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山岳ガイドへの相談

解決済み

ヘルメットの有無

相談者 まさ さん

ヘルメットの有無について質問です。
ヘルメットは基本的に夏山でキレットなどを通らなければなくても大丈夫なのでしょうか?
今度室堂~上高地を縦走するのですが持っていくか悩んでいます。持っていく持っていかないの判断はどうしたらいいでしょうか?雨などが降れば足場が悪く転倒・滑落のリスクが高くなるので持って置いた方がいいとは思うのですが…

岩場が多い山域での登山は、山岳用ヘルメットを着用することが推奨されるようになってきました。とても良いことだと思います。
平成24年の夏山シーズンを例にすると、遭難者の4人に1人が頭部を負傷。一方、滑落した登山者がヘルメットを着用していたために命を取り留めた事例もあります。そこで長野県を例にすると滑落、転落、転倒事故の多い山域を「山岳ヘルメット着用奨励山域」に指定し、登山時のヘルメット着用を呼びかけるとともに、所有していない登山者のためのレンタル環境を整備し、ヘルメットの着用を推進しています。

●北アルプス南部:槍・穂高連峰のうち、北穂高岳から涸沢岳・屏風岩、前穂高岳(北尾根 から吊尾根)一帯、西穂高岳から奥穂高岳、北穂高岳から南岳(大キレ ット)、北鎌尾根・東鎌尾根の区域
●北アルプス北部:不帰の嶮周辺、八峰キレット周辺
●南アルプス:甲斐駒ケ岳、鋸岳
●中央アルプス:宝剣岳
●戸隠連峰:戸隠山、西岳
※ただし、他の山域においてヘルメットが不要という主旨ではありません。

ヘルメットはなぜ着用するのでしょうか?
主な理由としては
①転・滑落時に頭部を守る。
②落石から頭部を守る。

登山計画を立てる際に、それらが考えられる山域や場所ではヘルメットを着用するのが良いでしょう。

でも…本当に必要なの?と思う人もいますし、それらの場所でも持っているのに着用していない人を見かけたりします。
そのような方になぜ持っているのに被らないのですか?と聞いた所「これくらいのルートなら必要ない」と答えられました。

その山域やルート上に、落石や滑落の危険性がある場合などは、落石などの落下物から頭部を守る、或いは転倒したり、滑落したときの衝撃から頭部を守るために、ヘルメットが必要なのです。自分が歩くルートの上に落石の発生区がある場合もありますし、垂直に近い岩場を登ったり、梯子のあるルートを通過したりすることもあります。このようなところには浮石も多く、前の人の動きでそれらが落下して頭部を直撃することもあり得ます。帽子だけの場合、小さな小石でさえも命の危険がありますし、衝撃で頭部は大怪我をするかも知れません。衝撃がキッカケで転落し、滑落。命を失うことに繋がる可能性だって否定できません。ヘルメットを着用していればこのような事態にまでは至らず、衝撃を感じるだけかもしれませんよね。

義務ではありませんが、ご自身で考えてみてください。

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