山岳ガイドへの相談
相談者
ウバオ
さん
44歳/男性
テントの設営時
薄い銀マットを地面に敷いた上にテントを設営していました。
テント内部には銀マットを敷いて寝ています。
本来、薄い銀マットはテント内部に敷くものなのでしょうか?
どこで学んだのかもわからずに、なんとなく外に敷いておりました。
皆様どうされてますか?
テントのフロア(床)を保護するものとして、フットプリントと呼ばれるものがあります。これは各モデルに合わせて面積とポールを通すグロメットの位置が決められていて、テントフロアの外側にセットしたら外れないようになっています。フットプリントの役割はフロアの保護と防湿性の向上です。さて、アルミフィルムが蒸着されたマット(銀マット)ですが、テントの外側だとうまく固定できないと思います。使うとしたらテントの内側でしょう。このマットの役割はフロアからの水蒸気の侵入を抑える防湿性と地面の冷たい空気を遮断することです。このような役割から判断するとアルミを下側にしたほうがより効果的です。
解決
相談者
ウバオ
さん
44歳/男性
笹倉ガイド
ありがとうございます。とても勉強になりました!
フットプリントと呼ばれるものがあると初めて知りました。
ネットで調べてみましたが、写真添付の銀マットで同様のことをしてました。
製品知識をしっかりと理解し、今後の登山に役立てます。