山岳無線について

アマチュア無線ハンディ機を登山の緊急通信用にお持ちになることは、よい判断だと思います。携帯電話の通信網が普及してきているとはいえ、場所によっては感度が悪い場合や全く電波が届かないということもあります。また夏は中継アンテナが立ってエリア内になる地域でも積雪期はアンテナが外されて完全に圏外になるということもあります。
機種ですが、現在流通しているものであればどのタイプでもよいと思います。携帯性との兼ね合いもありますが、もし少し留意するとしたら、最大出力が高いこと、電池の選択肢（充電電池だけではなくアルカリ電池なども使える）があることのほうが登山では役に立つと思います。ぜひ登山装備に加えてください。最後に言うまでもないことだと思いますが、アマチュア無線技士免許と無線局免許の取得をお忘れなく。これからも安全に登山を楽しんでください。

周波数は144と430のデュアルバンドが製品としても多く販売されていますので、デュアルバンドであればどちらも使えます。