山岳ガイドへの相談
登山3年目になり、テント泊を始めました。
この夏は小梨平や涸沢などでテント泊したいと思います。
テント泊で気になったのが、
テントの通気口はどのようにしたら良いのでしょうか?
添付画像のように、
一番外側のシート(オレンジ)の通気口を外部に出す
中側のシート(ブラック)の通気口も外部に出すのが 理想なのでしょうか?
中側のシート(ブラック)には、紐のようなものがあり、口を縛れると思うのですが、どうしたら良いのかわからず何となくで使っています。
ご教授いただけると幸いです。
写真を見たところ、オレンジ色がフライシートのベンチレーター、黒色がテント本体のベンチレーターと思われます。両方とも外側に出す事で、テント内の空気が外側へ流れます。内側に向けると、外気がテント内に流れ込みます。テント内の暖かい空気が逃げすぎないようにベンチレーターの口を絞れるようにドローコードが付いています。ドローコードを絞っても完全に閉じないのは、通気性を保つためです。風雨が強い場合はここから雨が吹き込むことがあるので、ガイラインを使ってペグで固定するなどしてベンチレーターが内側に入り込まないような工夫も必要です。ご質問の回答範囲を越えますが、くれぐれもテント内の一酸化炭素中毒にはご注意してください。
アドバイスありがとうございます。
今まで疑問に思っていたことが理解できました。
ベンチレーターを両方とも中に入れるシチュエーションはどんな時でしょうか?
素人目には、外に出し通気性を保つしか考えれず教えてくださると幸いです。
ベンチレーターが二箇所ある場合は、ひとつを外側、ひとつを内側に向けることで、換気が促進されると言われています。しかし、最近のテントは一箇所にしかついていないものがほとんどですので、雨の吹き込みなどを考えると外側に向ける使い方しかないのではないかと思います。ですので、テント本体、フライシートともに外側に向ける使い方でよいと思います。
2箇所あるタイプもあるのですね。商品知識がなく、とても勉強になりました。
丁寧に教えてくださりありがとうございます❗️