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山岳ガイドへの相談

解決済み

42lの登山バックを日帰り登山からテント泊まで使用

相談者 Kanae Ikeda さん

42lの登山バックで日帰り登山からテント泊まで行ってます。
何か苦痛があるわけではないのですが、日帰りではバックが大きすぎてスカスカでペッチャンコ状態。
どうにかしようとスタッフバックから出した寝袋をバックに入れて見栄えを良くしたりしてます。
登山シーンに合わせた適切サイズのバック購入を検討した方が良いでしょうか?

バックパック(リュックサック)は、ハイキングパック、トレッキングパック、アルパインパックなど3〜4のカテゴリーに分類されています。カテゴリーによって、もっていく装備の内容と重さ、それを背負って行動する時間が異なるため、それぞれのカテゴリーに適した構造と容量(大きさ)を備えています。例えば、日帰りハイキングの場合は地形も険しくなく、行動時間は短くて装備も少ないことから、バックパックの容量も小さめでショルダーハーネスやバックパネルにメッシュが使われていたりします。また都市近郊での行動を想定し、ポケットが多く、小物整理がしやすいようになっています。テントを背負って歩く登山にはトレッキングパックが適しています。また岩稜や険しい地形での登山にはアルパインパックのすっきりしたシルエットがバランスもよく安定した行動につながります。投稿にもあるとおり、登山シーンつまり登山のカテゴリーに合わせたバックパック(リュックサック)を選択することはリスクの低減につながります。ぜひ、登山シーンに合わせたバックパック(リュックサック)を選び、使い分けてみてください。その際に容量(大きさ)だけでなく、カテゴリーにも注意して選んでください。

解決 相談者 Kanae Ikeda さん

笹倉ガイド

カテゴリーに分類されているなんて知りませんでした。なんとなくで使用していたので今後自分の登山シーンに合わせた道具の選び方をします。となると、今私がやってしまってるザックの使い方はカテゴリーの観点から見ると適した使い方ではないですね。お陰で、勉強できました。

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