ワンダーフォーゲル部とは何ですか？

ワンダーフォーゲルとはドイツ語で「渡り鳥」を意味します。
ドイツにおける社会的な規範から自由になる自然主義に基づいた野外活動を行うグループ指す言葉でした。
ですから、本来、登山とは直接的な関係はありません。
しかし、日本では昭和初期に大学のクラブとして「ワンダーフォーゲル部」が作られ、
野外活動というよりも登山活動の色合いが濃くなっていきました。
ただ、岩登りや積雪期のバリエーションルートを目指す「山岳部」とは区別されていて、
どちらかというと歩行による縦走や山スキーなどが活動の中心になっていると言えます。
ただ、この活動内容についても大学によって異なるのが現状です。
まとめると、以下のようになります。

１：ワンダーフォーゲルは「渡り鳥」を意味するドイツ語
２：ドイツにおける自然主義に基づいた野外活動が起源
３：日本では昭和初期に大学のクラブとして広まった
４：山岳部とは活動内容が区別されているが、明確な定義がない