山岳ガイドへの相談
相談者
kaikenヽ(´ー`)ノ
さん
登山のときに身体の負担軽減のためにワコール・CW-Xのようなコンディショニングウェアを着ています。また寒い時期には、身体を冷やさないように、ミズノ・ブレスサーモのようなインナーも装着します。こういう、インナーを重ねる場合、どっちを素肌に近いほうに着るのが正解なのでしょうか?もしくは重ねない方がいいのでしょうか?教えてください。
冬季登山とのことですので、ベースレイヤーは吸湿性、吸水性、断熱性が優先機能になると思います。この機能はウエアが肌に接していることで役割を果たします。英語では「Next to skin」(肌の次)と呼ばれるのはそのためです。身体が発する水蒸気を効率よく吸収し、結露を防ぐこと、また運動強度が上がった際の発汗による濡れを生地が吸収して、生地表面で蒸散させることで体温が低下しないようにするのがこの層(レイヤー)の役割です。体温を低下させないためにも、水蒸気と汗を吸い上げ、効率よく生地の表面で蒸散させてくれるウエアを肌のすぐ上の層(レイヤー)とされることがよいのではないかと思います。
解決
相談者
kaikenヽ(´ー`)ノ
さん
なるほど。保温インナーを下に着るようにします。長年の疑問が解決しました!ありがとうございます!!