山岳ガイドへの相談
相談者
Kin
さん
登山歴1年の初級者で、奥多摩・高尾の低山を中心に登っています。より標高差のある山へステップアップしたく、最近2本組のストックを購入しました。
ただ、できる限り脚力や平衡感覚を養うためにも、上手く使いどころを見極めて活用したいと考えています。そういった視点から、積極的に使うべき場面、使用を控える場面・注意すべき点などあれば、アドバイスをいただきたいです。
トレッキングポール(ストック)は道の傾斜がそれほどきつくない箇所でリズムよく歩ける場合に有効です。また川を渡る場合にもバランス保持の役に立ちます。ただし、大きな段差、露出した岩場、くさり、はしごなどでは両手を使いたいのでパックに収納したほうがいいでしょう。また夏であっても急な雪渓ではアイスアックスとクランポンが必要となります。無積雪期の登山の歩行時におけるバランス保持が目的であれば、1本のほうが運動強度が小さくなるので、2本使う場合に比べると疲れにくいと思います。
解決
相談者
Kin
さん
ご回答ありがとうございました。
傾斜がきつい箇所や、大きな段差などでは控えたほうが良いのですね。岩場でもストックを使う人を見かけることがあり、危なっかしく感じたりもしていました。
今のところ、無積雪期のバランス保持と疲労軽減に活かしたいので、1本で使うのも試してみたいと思います。