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山岳ガイドへの相談

解決済み

ヘッドランプの電池が液化し故障

相談者 MASAKI.A さん 40歳/男性

ヘッドランプについて質問をさせて下さい。

80ルーメンのヘッドランプを持っていたのですが、夜間歩くには明るさが弱く感じ300ルーメンのものを購入しました。
2度ほど使用した後、登山バックパックの雨蓋に入れっぱなしにしていたのですが、湿気なのかどこかで濡れたのか数ヶ月以上経って気付いた時には電池が液化しており白い粉状のものが出ていました。
写真に貼ったヘッドランプの接続部も液が付着したせいか錆びてしまいライトが点灯しなくなりました。

保管方法が悪かったのでしょうか?よろしくお願い致します。

「保管方法が悪かったかどうか」とのことですが、ヘッドランプに限らず、電池を使う機器は使用後は必ず電池を外してから保管しましょう。最近の電池は電池内部に発生したガスを吸収する仕組みを備えており、液漏れしにくくなっているとはいえ、ガスによる電池の破裂を防ぐために異常に発生したガスを抜くように動作します。この時にガス化した電解液や液状の電解液が一緒に放出されることがあり、これが液漏れです。投稿にある「白い粉」は電解質が空気中の二酸化炭素と反応して結晶化したものですので、皮膚についたり、目に入ると化学やけどや失明の恐れがあります。機器から取り除く場合は保護メガネをかけて、ビニール手袋を着用し、粉の状態で取り除いてください。ただし電解液が機器の内部に入った場合は取り除くことは不可能です。次回からは必ず電池を抜き取って保管しましょう。

解決 相談者 MASAKI.A さん 40歳/男性

かなり危険な物質が出ていたのですね^^;
まだ使って間もなかっただけに、ショックがありますが...。

今回の反省を活かし、次回からは電池を抜き取るようにしようと思います。
大変勉強になりました。

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