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山岳ガイドへの相談

解決済み

アイゼンを引っ掻けハードシェルを破いてしまう

相談者 Manami Morita さん

2年前から八ヶ岳界隈の冬山始めました。(ピークハントは除く)
私は、足運びが悪く自身の歩きに不安があります。

と言うのも、よくアイゼンを逆足に引っ掻け、ハードシェルに穴をあけることがあります。
ゲーター着用で穴はあかなくなったものの、肝心の足運びの改善は見られず逆足に引っ掻けてしまいます。

冬山を歩く際に、足運びで何か意識していることはありますか?

フラットフッティングという足の使い方があります。クランポン(シュタイクアイゼン)を使った歩き方の基本で、足裏全体で地面を押さえつけるようにして歩きます。この歩き方はクランポン(シュタイクアイゼン)の爪を全て雪面(氷)に突き刺すことができるのでスリックのリスクを抑えてくれます。コツとしては、クランポン(シュタイクアイゼン)を地面に突き刺すときになるべく同時に接地させます。また持ち上げるときも同時に持ち上げることを意識すると地面に爪が引っ掛かるのを防いでくれます。この歩き方だとクランポン(シュタイクアイゼン)の爪がいつも地面に向かっているのでウエアに引っ掛けることも防ぐことができます。

解決 相談者 Manami Morita さん

回答ありがとうございました。

今思えば、爪があっちらこっちら向いてしまうわ。
爪先でキックステップ気味に歩いていたりバラバラだった気がします。
足裏全体で地面を押さえつけるイメージがありませんでした。

フラットフィティングを意識して安定した歩き方を身に付けられればと願います。

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