山岳ガイドへの相談
相談者
MANABU
さん
登山映画を見ていて感じたのですが。
寒さが厳しく高度が高い山でテント泊をする際、寝袋だと顔は露出すると思うのですが、この場合寒さをどのように防いで睡眠を取っているのでしょうか?
私自身は、ハイキングレベルでそのような環境下に立ったことがありません。
スリーピングバッグ(寝袋)で寝ることも、布団で寝ることと同様に考えます。寒い日に布団で寝る時に、首周りの隙間を作らないようにして寝たことはありませんか?布団で首周りの隙間を埋めると暖かくなりますが、これはスリーピングバッグも同じです。スリーピングバッグ(寒冷地用)はドラフトカラー(または単純にカラー)が付いています。これは首周りを覆うマフラーみたいなものです。このパーツにはドローコードが付いていて、それを引くとカラーの口が閉じて体温で温まった空気が首周りから逃げないようにすることが可能です。またジッパーにもドラフトチューブが付いていて、ジッパー部からの空気の移動を防ぐ構造になっています。厳冬期は口だけが出るように顔周辺のドローコードも絞ります。もちろん寒冷に耐える温度域のスリーピングバッグを使うというのが前提ですが、このようにすることで体温で温められた空気を逃すことなく眠ることができます。またマットレスも重要です。床からの寒気を遮るだけの厚みを持ったマットレスを併用することも覚えておいてください。
解決
相談者
MANABU
さん
詳しく回答下さりありがとうございます。
寒い時期になると自宅の布団から出れないことありました(笑)
そういう時は、首回り含め体が空気への露出しないようにと空気の侵入を防いでいました。
厳冬期用のシュラフが必要なこと。マットレスも必要なことわかりました。