山岳ガイドへの相談
先日、下山後に登山靴の手入れをしようと確認してみると、ヒール部分のミッドソール(EVAフォームかウレタンフォームだと思います)に長さ25mm深さ5mm程の傷(画像を添付しております)がついているのを見つけました。
鋭利な岩に足を取られたときかアイゼンの爪でついた傷だと思いますが、この傷がついた状態の靴で登山を続けても問題はないでしょうか。
ちなみに、普段の登山の程度は、標高1500m~1700mを数峰(標高差は1000m程度)、活動距離7km~10km、バックパック等の重さ約15kgといったところです。
この状態での使用で問題がないのであれば良いのですが、もし応急的にでも処置できる方法がありましたら教えていただけますでしょうか。
よろしくお願い致します。
よぜふ様
初めまして。
使用している登山靴はEVAを使用しているミッドソールだと思われますが、写真で拝見する限りでは靴に致命傷を与えるような深い傷ではないと思われます。
今回の傷とは別ですが、EVAを使用している登山靴はポリウレタンと比較して劣化しにくい素材です。
しかしながら、接着剤の劣化による剥離は起こり得ますので時々点検しながら使用して下さい。
小俣智範様
早速のご返答ありがとうございます。
今回は、現状のままで使用しても大丈夫であろうことが分かり、一先ず安心いたしました。
登山靴は命を預ける第一の道具であるため、山行中に靴が使い物にならなくなったなんて想像するとゾッとします。
現状は大丈夫であっても、登山前また下山後の道具類のチェックは今後も欠かさずしっかりしていきたいと思います。
この度は、ありがとうございました。
また分からないこと等出てまいりましたら、相談をさせて下さい。