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山岳ガイドへの相談

解決済み

ロープワークの際、使う手袋の素材

相談者 KOBUCHI.ZAWA さん

ロープワークで使う手袋の素材は何がお薦めでしょうか?
今まで登山道具でない、コンビニで売ってるようなグリップ付き手袋や、軍手を切って指出ししながら使ったりしていました。登山は春夏のみ。冬季登山はやりません。
ロープを触るには機能性が悪いんだろうなと薄々感じながら今に至ります。

登山でロープを使う場面は、ビレイ(確保)またはラペリング(懸垂下降)だと思われます。ひと昔前に比べるとロープ(クライミングで使うロープ)は径も細くなり、UIAA防水規格の刷新もあって表面も滑りやすくなっています。これらのことからギアメーカーもビレイグローブ(指を全て覆う、皮革製グローブ)の着用を奨めています。ビレイまたはラペリングの場合、ロープと器具の摩擦熱から指を守るためにすべて覆われているタイプ、素材は耐熱性に優れ、ロープを確実に握ることができる皮革製がよいでしょう。クライミングギアメーカーが販売しているグローブはいずれもそのようなタイプです。現在は多くのメーカーがグローブを販売していますので、実際に手に合わせてみて、使いやすいものを選んでください。

解決 相談者 KOBUCHI.ZAWA さん

ご丁寧に回答頂きありがとうございます。
時代とともに道具も変わっているのですね。
新しい知識がなく、使用状況によっては製品も見直さねばと思うも尻込みしたままでして。参考させて頂き、道具選びしてみます。

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