山岳ガイドへの相談
相談者
knng
さん
昨年ソロ日帰りでチャレンジし、独標で断念した西穂高岳に
今回初めてのテント泊で再挑戦しようと考えています。
テント設営後に登る場合と早朝に登る場合
それぞれメリット・デメリットがあったら
是非ご教授頂きたいと思います。
行程や、挑戦する時期など具体的な事が記載されていませんので憶測で、新穂高ロープウェイに乗り、西穂高口から登山を始めると考えます。
山と高原地図(昭文社)のコースタイムでは西穂高口から西穂高岳、そこから西穂山荘前の野営指定地までのルートで6時間40分です。
コースタイムには休憩時間は含まれていない事はご存知と思いますが、テント泊装備、高い標高帯での行動、岩稜帯歩行が多いことから時間に余裕を持って行動する事をおすすめいたします。
仮にグリーンシーズンのロープウェイ始発便(am8:30)で上がりam9:00着でかなりスムーズに行程が進んだとして、野営指定地着がpm16:00頃です。それに質問者様ご自身の体力・技術レベル、実行日の気象条件、ご自身が望んでいる事を考え、その上でメリット・デメリットを考えていただけたらと思います。
キーワードとしては、夏山の午後は天気が下り坂です。(よほど終日天候が安定していれば話は別ですが、早出早着が基本)
登山に必要な知識とは、山や自然環境の知識+自分自身に関する知識+登山装備の知識
どれかひとつではなく、総合的な知識が求められます。頑張ってください。