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山岳ガイドへの相談

解決済み

気象環境と関節痛について

相談者 南雲co2 さん 54歳/男性

若かりし頃にスポーツで酷使したせいもあり、右膝の前十字靭帯と右肘を手術したことがあります。リハビリの甲斐あり、私生活に支障もなく登山を楽しんでいます。

梅雨時期、荒天時に膝や肘の関節が痛むことがあります。よく関節痛は荒天時に痛む、きしむよね〜。などと迷信めいた話を聞くことがあり、それを信じきっていました。

実際には、医学的に気象と関節は何か関係があるのでしょうか?

多発性関節炎である関節リウマチの患者さんは「もうすぐ天候が崩れますよ」と天気予報ができる人が多くいます。
気象の変化によって諸症状が悪化する「気象病」と呼ばれるものにはリウマチ、外傷後疼痛、心臓病etcの他に頭痛、頭重、いらいら感、肩こりなど症状があります。

気象環境と疼痛などの症状悪化の関係は色々研究されておりますが、正確な医学的な解明はまだできていないようです。
これには「低気圧」や「湿度」が関係すると言われています。
低気圧になるとこれがストレスになり自律神経を活発にして痛みの記憶を呼び起こして古傷が痛み出すという説もあります。

また高所での低気圧は虫歯などの小さな空間や関節内の圧力が高くなって痛みを起こすともされております。(密閉したお菓子の袋が高所で膨らむように)

関節腔の膝や肘の手術後のようですがこれらが関係しているかも知れません。
ではこの症状を軽減するにはどうしたらいいのでしょうか?

天候悪化でもストレスを感じなくする生活のリズム(睡眠、食事、レジャーetc)を整えて置くこと、患部を冷やさないこと(保温用のサポーターなど)、軽いウオーキングや入浴で自律神経の安定をさせ、リラックスできる気持ちに切り替えることが大切と思います。

解決 相談者 南雲co2 さん 54歳/男性

回答ありがとうございました。医学的な解明がなされてないとはいえ、詳しい説明に対応方法までも知ることが出来て大満足です。痛みが出ることも気になりつつ、対応方法は単純に我慢する以外やっていなかったので試してみます。

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