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山岳ガイドへの相談

解決済み

膝の痛みと頭痛について

相談者 たかぎ さん

下山時に左膝が痛くなり始めかばううちに右膝まで痛くなってきます。
これは歩き方の問題でしょうか?場合によっては膝周りが翌日筋肉痛になったりもします。
またこれも下山後ほとんどの確率で頭痛になります。予防法などはありますでしょうか?
よろしくお願いします

登山を楽しみたいのに、膝が痛くて辛い思いをされているのですね。
登山は登りよりも下りのほうが下半身に負荷がかかるものです。
登りで疲れた膝にさらなる負担がかかり、痛みが出てくるのです。
一歩一歩の負担が減ると、何千歩も歩く登山の中で膝の負担が減ると思われますので、
「歩き方」というのも改善の余地があると思います。
ストックをついてみるのも一つの手かもしれません。
周囲にベテランの人がいれば、歩き方のコツを聞いてみるのもいい案です。
あまり頼れる人がいない場合は、ガイドさんと一緒に登山をすることで、
自分のペース配分や体力的な面についてアドバイスを貰う事もできると思います。

また下山後の頭痛にお悩みのようですね。
下山時に膝のことに集中するあまり、無意識に上半身を使ってバランスをとろうとしていませんか?
これはあくまで憶測なのですが、膝が痛いのでなるべく負担をかけないように反対の膝に負担がかかり
さらには、段差の衝撃を吸収しようとして、肩や腕、さらには目などにも力が入っているのかもしれません。
その結果、肩こり状態になるとこれは「筋緊張性頭痛」という状態を引き起こします。

予防ではありませんが
まずは「膝が痛くならない」山に行ってみませんか?
荷物も軽くして、無理のないペースから始めてみます。
帰宅して頭痛もなければ、まず合格です。
少しづつ負荷をかけていき、やはり膝と頭が痛くなるようであれば
それは少し負担がかかっている登山ということになると思います。

心配ありません。
私も同じ悩みを抱えておりますので。
マイペースで楽しくいろんな山にいきましょう。

相談者 たかぎ さん

家永先生様
ご回答ありがとうございます。
膝の痛みは私自身も感じてはいましたが先生の仰る通り歩き方の問題かと思います。
アドバイスを頂いた様にベテランの方やガイドさんに歩き方などを教えて頂こうと思います。
また、頭痛については目から鱗です。先生の仰る通りで、普段から肩凝りなどもあります。下山後も上半身が凝っていることが多いです。
先生のアドバイス通り荷物の少ない山や距離なども短い山など負荷が少ない山で山行してみます。
ありがとうございます。

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