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山岳ガイドへの相談

解決済み

カラビナによって役割は違うの?

相談者 Akemi さん 34歳/女性

先日、始めてクライミングを講習に行きました。
クライミングも初体験でした。

一通り装備品の事前購入が義務付けられており、
カラビナは2つ違うタイプを購入しました。登山ショップを見回していたら、他にもいくつか種類があった気がします。

これらのカラビナは、使う場面が違うのでしょうか?
クライミング初心者の私には、どれも同じに見えてしまってます。

写真に写っているカラビナですが、UIAAによって以下のように分類されています。
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写真上の金色→   typeB 形状:「オフセットD」 用途:汎用
写真下のブラウン→ typeH 形状:「洋梨型」    用途:ビレイ
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写真の金色のものは「typeB」に分類され、形状はオフセットDです。汎用タイプなので墜落による衝撃力を受け止める箇所に使うことができます。このタイプがもっともバリエーションが多く、ゲートの形状も「ストレート」「ベント」「ワイヤー」などがあります。写真のブラウンメタリックの本体にオレンジのツイストロックが付いているものは「typeH」です。本体をよく見ると「H」というマークがあると思いますので確認してみてください。このカラビナはビレイ(確保)に使うためのものです。主にアパーチャータイプ(スロットが二つ付いているチューブ形状のビレイディバイス)と合わせて使いますが、カラビナ本体にロープを絡めてビレイをすることも可能です。
写真以外にもカラビナはありますが、まだクライミング初心者とのことですので、ひとまず今持っているカラビナに慣れてください。

解決 相談者 Akemi さん 34歳/女性

こんなにも丁寧に纏めて頂きありがとうございます。
確かにHと本体に書かれてました。登山道具も色々とあるんですね!なんだか楽しくなってきました!勉強してみます!またお願いします!

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