山岳ガイドへの相談
相談者
ヒムケン
さん
54歳/男性
国土地理院の地図 1/25000などを、登山時に持参しています。
登山には1/25000が適してると言われたことがあり、それっきり1/25000しか利用していません。
1/50000 や、もっと詳細なものもありますが、使い分けはどうしてますか?
「登山には1/25000が適してる」
まさにその通りです。
ただし登山には1/25000の地形図は更新が頻繁でないため記載されている道が廃道化していたり、新しい道が記載されていなかったりします。
より詳細な地図もありますが、記載範囲が狭すぎて逆に使いずらいように思います。ある程度大まかな目で山やコース全体を把握することが大事です。
範囲外の遠くの山を知るには範囲の広い1/50000の地形図を合わせて使うと山座同定ができ、現在地の特定にも役立ちますので併用すると便利です。
私は登山には1/25000の地形図と毎年更新される登山地図(昭文社のエアリアマップなど)を併せて利用しています。
登山地図には水場やバス停・新しく拓かれた道、地形図に記載のない尾根や沢の名前が詳しく書いてあるからです。
とはいえ多すぎる情報は新しい発見や感動に出会うチャンスを逃してしまう要因にもなりかねません。
「絶景が広がる!」なんて情報は知らないほうがより大きな感動を生んでくれる気がします(^-^;
解決
相談者
ヒムケン
さん
54歳/男性
地図の併用という手もあるのですね。ついつい言われたことのみ守ってしまいで、使い分けできてませんでした。もっと考える癖をつけて安全登山に役立てます。
また相談させて下さい。