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山岳ガイドへの相談

解決済み

登山中の虫対策について

相談者 Setsuko Momoyama さん

登山中の虫対策について教えて下さい。
尾瀬や富士山に行った際、汗をかいているからかアブ?が付き纏ってくることがありました。
刺されるのではないかという恐怖でビクビクしてました。

虫が多い場所に行く時に気を付けていることや、対策はありますでしょうか?
ご教授お願いいたします。

これからの時期は虫たちが元気になってきます。
山の虫は毒が強く腫れたり長い間かゆみが続いたりします。
アブやブヨに付きまとわれると景色を見ているゆとりもなくなってしまいます。
できる限りの対策をすることが快適登山につながります。

対策として主に次の3つがあります

① 長袖・長ズボンで肌の露出を避ける
② 虫よけスプレーなどを使用する
③ 防虫ネットをかぶる

①は分かりやすいと思いますが特に足首や手首など狙われやすいのでなるべく露出は避けましょう。
アブなどは薄手の布地はお構いなしに刺してくるので厚手のものを着用しましょう。

②はいろいろな種類のものが販売されていますが、ハッカ入りのものが効果が高いように思います。
ただし強力なので目に入ると悶絶しますのでご注意下さい。人が近くにいるときも使用注意です。
防虫シールなどは汗などですぐに剝がれてしまい効果も薄いようです。
蚊取り線香をぶら下げている方もいます(専用のケースあり)。

③特定の虫(ブヨ、ヌカカ、メマトイ)などは顔や目、耳を攻撃してきます。
スプレー等で防ぎきれない場合は防虫ネットを被ります、やや周りが見えづらくなりますが、集中攻撃されるときはあったほうがいいです。

虫の多さは季節、山域、その日の気温、湿度、天候によっても変わってきますので事前情報を得ておくと対策も立てやすいと思います。
秋になってトンボが飛ぶようになると虫も落ち着きます。それまでは十分注意が必要です。

ご自身にあった対策を見つけて快適な登山を楽しんで下さい。

解決 相談者 Setsuko Momoyama さん

佐藤ガイド

この度はご丁寧にありがとうございます。
快適な登山のために参考にさせて頂きます!
ひとまず①、②で対策し事前情報で虫が多そうな場所は③も試してみたいと思います。

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