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山岳ガイドへの相談

解決済み

登山届の提出について

相談者 よっさん さん

登山初心者です。よろしくお願いします。今度地元の1100メートル程の低山に登ります。そこで質問なのですが、登山届というのは標高に関わらず、全ての山に登る時にも提出しなければいけないものなのでしょうか??日本には登山届が義務づけられている山や地域があるようですが、地元ではあまり聞いたこともなく、また提出している人も見たことがありません。単独、グループ、季節などによっても変わるのでしょうか?

登山届はいくつかの自治体が登山安全条例によって提出を義務付けています。しかし、ご質問にもあるように都市近郊の低山ではその限りではありません。そこで今一度、「登山届」の役割について考えてみましょう。登山は活動する範囲が広く、万が一事故などで消息が断たれた場合にその登山者がどのルートを登り、どこに下山するのかなど捜索の際にある程度エリアを絞り込めるための情報をあらかじめ第三者に伝えること、これが「登山届」の役割です。ですから単独とかグループとか季節にかかわらず伝えることが大切です。かつては「留守本部」などと呼ばれた緊急時の窓口を山岳会や同人仲間などで設け、事故が発生したときには仲間が救助に向かうことも数多く行われていました。このような時代は「登山届」(登山計画書)は仲間に渡して、「何かあったら頼む」というやりとりが交わされていました。しかしながら近年は救助活動の主体が公的な組織(警察や消防など)へと移ってきており、救助に向かう人たちが遭難している登山者のプロフィールや行動概要を知るために提出先が自治体に移ってきていると考えることもできます。条例で提出が義務付けられている山域は、救助活動を行う組織(警察や消防など)がそれを把握しておきたいということです。このように本来の役割から考えると「登山届」はまず家族や仲間に渡しておきたいと思います。これについては山域に限らず、行いたいものです。そして、登山安全条例などによって提出が義務付けられている山域においては指定の様式を使って提出しておきましょう。さて、出発前に家族や仲間に渡すためには、事前に登山計画を立てなくてはなりません。つまり登山口で慌てて書くのではなくあらかじめじっくりとプランを立てること、そしてそれを家族や仲間と共有しておくこと、出かける前に「行ってくるよ、万が一何かあったら頼むね」と会話を交わしておくこと、こういった一手間をかけることが慎重さにつながるのではないかと思います。

解決 相談者 よっさん さん

非常にご丁寧かつ分かりやすいご解答に感謝いたします。ネットなどで調べたところ正確な情報が掴みにくかったので、勉強になりました。疑問に思っていたことが解決し、スッキリしました。これでまたより良い登山生活が送れそうです。ありがとうございました。

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