水はどれくらい持っていけばいい？

「登山の運動生理学とトレーニング学」の著者、山本正嘉先生は著書の中で、登山中の脱水量は以下の式でおおよそ推定できると記されています。これがひとつの目安になると思います。

脱水量（ml）＝体重（kg）×時間（h）×５

ただし、運動強度が高い場合（早く歩く、重い荷物を背負っているなど）や逆に運動強度が低い場合（ゆっくり歩く）また非常に暑い日などで補正が必要であると書かれています。また初心者と熟練者では脱水に耐える能力が違うことも記されています。
このあたりがケースバイケースということになります。

今回は歩くコースの時間を予測して、体重（kg）×時間（h）×５＝（ml）を用意してはいかがでしょうか。季節的にまだ暑さが厳しいというわけではありませんが、汗で失われた電解質を補うという意味でスポーツドリンクがよいと思います。