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山岳ガイドへの相談

解決済み

ソロ登山をしたいのですが相談させてください

相談者 猫乃珠 さん 45歳/女性

会社の仲間と登山を始めたのがキッカケで、低山中心に会社仲間と山に行ってます。
体力面に不安があり、仲間が早すぎてペースが合わないことから景色を見る余裕すらなく、、、
会社仲間と毎日顔合わせるのも、、、のため最近ソロで自分のペースで行きたいと考え始めました。

ソロ登山を始める上で注意点はありますか?
個人的には以下注意しようと調べています。
・低山で行ったことあるルートから始める。
・天気が悪かったら行かない。or悪くなったら即下山
・防寒着や着替え、ヘッドランプを持っていく
・水分はスポーツドリンクor経口補水液  
水分量目安 脱水量(ml)=体重(kg)×時間(h)×5

などSherpaを見ながら自分の注意点をルールは決めてみました。指摘下さると助かります。

本来、ソロ登山はおすすめできません。理由は怪我や事故を起こしてしまった時に一人では対応しきれない場合が多いからです。「登山の防御力」の視点から言えば、2〜3名で行動するのが望ましいと言えます。ルートを見つけ出す、周囲の地形を観察する、行動の進捗状況を把握する、天候の変化を予測するなど多岐にわたる登山中のタスクを一人でこなすのはなかなか難しく、覚悟を共有できる仲間とタスクを分担することが「登山の防御」となります。一人で歩く場合は、一身にそれを背負う覚悟が必要です。覚悟だけでなく、実行できる能力がない場合は「防御」があまくなり、事故につながります。まずはじめにこのようなことを理解して取り組むべきでしょう。
次に、投稿に挙げられている項目はどれも適切だと思います。付け加えるとしたら、過去に登ったルートであっても登山計画つまりルートの概念図や高度グラフをつくり、行動概要を把握しておきましょう。また特定した通過点(ウエイポイント)やスタート地点に戻りたい場合にはどのツールをどう使うのかを市街地で練習しておいたほうがよいでしょう。一人の場合は頼るものがないので、すべてのトラブルを自分の知恵、技術、ツールを駆使して解決しなくてはなりません。そのためには持っている道具を使いこなすことが求められます。
一人で登山をする場合は、まずは短いルートから始め、毎回、自分の登山を振り返り、少しづつ熟練度を高めていくしかないでしょう。そしていつも自分の「防御力」について考えながら取り組んでください。

解決 相談者 猫乃珠 さん 45歳/女性

早速ご回答ありがとうございます。
「登山の防御力」の視点など持ててなく、登山者として未熟だなと感じました。
ペースが合わない、会社の仲間と行きたくないから一人で行きたいでしたが、
まずはペースが合う努力も必要だなっと。
覚悟も技量もないので、成長してから改めて考えてみます。

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