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山岳ガイドへの相談

解決済み

山小屋で盗難について

相談者 Teshima Ayaka さん

最近、山小屋宿泊で登山用品や金品が盗難されることが少なからずあると耳にしました。
登山靴など盗難するなど生命に関わることなので、その気が知れませんが。
盗難防止に向けた対策方法はあるのでしょうか?

登山靴やレインウェアは盗難の話を聞きますね。
靴棚に置いたままや、乾燥室に干したままのなど、自分の傍に置いておけないものについては、夜間など人気が少ない時間帯に盗難に遭いやすいように思います。

特に、新品の装備や高額な装備は盗難のリスクが高いので、何らかの自衛策をとりましょう。

まずは、名前(イニシャルでもOKです)を書くか、自分の物とはっきり分かる目印(マーキング)を付けておくと盗難に遭いにくいです。
何百人と泊っている山小屋では、同じ登山靴や同じレインウェアの人が必ずいます。
「これは私の物だ」と明確に主張できるようにしておけば、盗人に付け入る隙を与えないことになります。

逆に言うと名前や目印のない物を狙ってくると思った方がいいしょう。

また、盗もうとしたわけではなく、単純に間違えて持って行ってしまうということもあり得ます。

靴箱に登山靴を入れる場合は、私は中敷きを外して中敷きだけ自分で保管しておきます。
こうすることで、靴に足を入れれば中敷きがないのが分かるので、取り違い防止になります。(中敷きも乾かせますし)

乾燥室に複数の物を干す場合は出来るだけ一つにまとめて干します。
同じレインウェアの方がいても、ザックカバーやタオルなどの組み合わせまで同じ人はいないので、取り違えが防げます。

大勢の登山者で混雑している山小屋ほど、荷物が紛れてしまって置き忘れて来てしまうこともあります。
置き忘れた場合も、名前や目印があることで自分の元に戻ってくる確率が高くなりますよ。

解決 相談者 Teshima Ayaka さん

確かに大人数の方が利用する山小屋なので取り違えてしまう方もいそうですね。
みんなどうしてるのかな〜と疑問は持っていたのですが、実際にガイドさんが行なっている対策方法を知れて勉強になりましたし、なにより安心しました。
試行錯誤やってはいるものの正しいものが見えずでいたため。
ありがとうございました♪

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