山岳ガイドへの相談
登山をしていると、低山高山かかわらず、10分程度でふくらはぎが張ってしまいキツくて立ち止まることがあります。ふくらはぎの張りを感じながら歩くのが辛く、足のブレーキが効かなくなり、特に下山に差し掛かるとピークに達します。
何か考えられる原因はありますか?
年配の方でもスイスイ歩いてるのを見ると、登山に向いてないのかなと思ってしまうほど。
出来ることなら、克服して周りの景色を見たり、仲間と団欒したり山をもっと楽しみたいです。
登山開始10分でふくらはぎの筋肉にハリが感じられるということでしょうか?
まず脚のどの部位であっても10分で筋肉が張ってくるのは負荷が強すぎることを意味しています。
登山開始30分前後までは、有酸素運動に体が慣れていく過程にあるので、「歩き始めはゆっくり歩く」のがセオリーとされています。
他の登山者にどんどん追い抜かれて構わないので、歩き始めて30分経ってもハリが感じられない程度にゆっくり歩くのを試してみてください。
また、ふくらはぎの筋肉に負荷が集中する歩き癖があるのだと推測されますので、まずは徹底して「ベタ足」歩行に取り組んでみてください。
自分の靴底が印鑑だと思って、靴底全面で接地し、地面から離れる際もなるべく全面が同時に離れるイメージを持って歩いて下さい。
爪先(靴底の前半分)で体重を支えるシチュエーションが多いとふくらはぎの筋肉に負荷が集まりやすいです。
また、歩きが上手な方の後ろを付いて真似しながら歩くと何かヒントが見つかるかもしれません。
直接歩いている姿を見れていないので、明確な原因が分かりませんが、また何かありましたらご質問下さい。
ご回答ありがとうございました。
思い当たる点が多々ありました。
ハリを感じないくらいの歩き、べた足歩行ではなく。
つま先で蹴りだすような歩き方をしていたと思われます。
次の登山で意識してみます。