山岳ガイドへの相談
富士山御殿場口から8月に夜間登山をしました。
途中でガス掛かってしまい全くと言っていいほど周りが見えなくなり、真っ白なガスの中に包まれてしまいました。小屋に登るより下山のほうが短時間、分厚い雲だったのでガスの改善も短時間で改善が見られないと判断し即下山を選択しました。
ガスがない時に、下山ルートがどこにあるか目視していたので、ガス掛かったらすぐに下山道に移行でき
ヘッドランプの光で下山道のロープを手繰りしながら少しずつ下山していきました。
時折GPSで位置確認し、間違った方向に降りてないか確認しました。
登山道が整備されていたお陰で惨事にはいたりませんでしたが、これが不整備の登山道だったらと思うととても怖いです。
もしガス掛かってしまったらどういう対応をしますか?
霧(ガス)、闇、雪、ヤブの4つのうちの2つが揃うと明瞭な道が無い場合はルートを見失う可能性が高くなります。投稿にあるように、視界があるうちに方向を確認しておくこと、辿れる人工物や目標物があればそれを見落としたり、見逃したりしないようにすることは大切です。また闇(早朝や場合によっては夜間)に対する備えとしてヘッドランプも300ルーメン程度の明るいタイプがおすすめです。なるべくなら上記の2つが揃っているときは行動を控えたいのですが、止むを得ず行動しなくてはならないときは、一瞬でも視界が開けたときに目標物を見落とさないように周囲に注意を払いながら動く、GPSがあれば軌跡と現在位置を確認することだと思います。そのためにも、GPSや高機能腕時計などの機器も普段から使いこなして、万が一のときに使えるように慣れておくことも大事でしょう。
回答ありがとうございます。
ヘッドランプの明かりが弱かったこともあり視界が思うように見えませんでした。笹倉ガイドが仰るよう300ルーメン程度のものがあったほうが良かったです。
同行した仲間のヘッドランプがやや明るかったので助かりました。
自分の位置情報をしっかり確認できるようにしなくてわと思ったヒヤリ体験でした。万一の時を想定してGPSや高機能時計も使いこせるようにしたいと思います。