山岳ガイドへの相談
相談者
Osamu Furusato
さん
62歳
登山から12年ほど離れていましたが、先週久しぶりに筑波山に登頂しました。
久々の登山だったせい、加齢なのか、体の柔軟力の無さなのか、体の可動域もとてもせまくなりストレッチすらできないガチガチ状態になってました。
とにかく疲労がたまりかれこれ一週間ほど筋肉痛です。
柔軟性や体の可動域は疲労と関与してますでしょうか?
改善することで、まだまだ登山を楽しめるならばなんとかしたいと願ってます。教えてくださいませ。
体が硬く、稼働域が狭くなると、日常生活では登らないような大きな段差、大きな一歩の登り下りの負担が大きくなります。
また、体幹部の腰回りや股関節が硬いと前後左右のバランスが不安定になるのでフラつきやすくなります。
また下山の着地時に下半身全体で上手く衝撃を吸収しにくくなるので、筋肉への負担が大きくなります。
久しぶりの登山ということなので、必ずしも柔軟性の低下だけが原因とは限らないと思います。
誰しも運動不足や加齢に伴って、筋力と柔軟性は低下します。
初心者に戻った気持ちになって高低差の少ないルートから歩き直して、徐々に体を作っていくことをオススメします。
筋力トレーニングや早足のウォーキング、ジョギングなどの運動とストレッチを日常的に行えば、早く体力を取り戻せると思いますよ。