山岳ガイドへの相談
相談者
YUKI@
さん
雪山に行くとピッケルの装備方法が様々な気がしています。
ピッケルとは別に、バンドのような紐とピッケルを繋げ肩がけしながら使用している方。
そのままピッケルとピッケル付属の紐のみ(肩がけなし)で使用してる方。
場面に応じた使い分けがあるのでしょうか?
ピッケル(アックス)へのリーシュの付け方は肩掛け式と手首式の2パターンですが、リーシュを付けないという選択肢も入れると3パターンになります。
それぞれのメリット、デメリットは以下の通りです。
<肩掛け式リーシュ>
メリット
・左右の持ち替えがしやすい。
デメリット
・滑落した際に体にピッケルが刺さる可能性がある。
<手首式リーシュ>
メリット
・ピッケルを斜面に打ち込む持ち方(ピオレトラクション)をした時に、リーシュで体重を支えるので少ない握力でピッケルを持つことが出来る。
デメリット
・左右の持ち替えがしにくい。
<リーシュ無し>
メリット
・左右の持ち替えが素早く行えるのでピッケルの取り回しがしやすい。
デメリット
・ピッケルを落とす可能性がある。
それぞれにメリット、デメリットがあるので自分の好みにあった方法を選ぶと良いでしょう。
解決
相談者
YUKI@
さん
回答ありがとうございます。
私は手首式リーシュの部類でした。
昔、ピッケルを落とすからとの理由で肩掛け式リーシュを友人に勧められたことがありましたが、結局実践せず...。
こうしてメリットデメリット教えて頂けたことで場面を想像しながら選択することが出来ます。