山岳ガイドへの相談
今まで、一般登山用の登山ザックを冬山低山でも使用しており、雪山用登山ザックがあることすら知りませんでした。
一般登山用ザックと冬山用の登山ザックに違いがあるのでしょうか?
登山用ザックは日進月歩で新製品が登場し、目的別に細分化が進んでいます。
ざっくり分けると、以下のようになります。
1.縦走用
2.登はん用
3.その他(沢登り用、スキー用、等)
雪山登山用として明確にカテゴリーがある訳ではありませんが、
2の登はん用が雪山向きとなります。
2の特徴としては、
・背面にEVAフォームを使用しており、雪が付着しにくい(参考:写真右側)
・アイスアックスなどを取り付けるためのストラップがついている
・ショルダーベルトが肩の動きを妨げにくい構造になっている(アックスを振り回しやすい)
・ウェストベルトが薄く、ポケットなどがついていない(ハーネスと干渉しにくい、腰の動きを妨げない)
・外側にクランポンを収納するポケットがついているものもある
・布地が丈夫で破けにくい(その代わり、重量は増える)
参考までに、写真左側は縦走用のザックで背面がメッシュになっており汗抜けは良いですが、
積雪時にはメッシュの隙間に雪がつまります。
縦走用ザックで雪山に登れない訳ではありませんが、用途に合ったザックを使用することで
より快適に、より安全に、ご自身の能力を最大限発揮する事が出来ると言えます。
こんなに素材が違うんですね。
少しでも良い状態で山に登れるようにしたいので、登山ショップに試着したいと思います!
私の登山ザックは言うまでもなく左側のメッシュ素材でした。
まじまじ登山ザックを眺めたのは初めてです^^
ご回答ありがとうございました!