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山岳ガイドへの相談

解決済み

山小屋でのいびき対策

相談者 Ryuichi Masuda さん

毎日ではないのですが、時々「いびき」をかくそうです。
もちろん、自分では気づかず、熟睡中。次の日の朝に家内に言われて「いびき寝」だったことを知ります。
特に疲れている時に「いびき寝」の時が多いとか、言われ、
これまで気付かなかっただけで、山小屋で周りに迷惑をかけていたのではないか・・・と心配になりました。

で、相談事。
山小屋で、いびきをかかない対策はあるものなのでしょうか?

逆に、いびきに負けずに睡眠をとる方法は、耳栓以外にあるものでしようか?

山小屋でいびき…すこぶるひびきが悪い組み合わせですね。

まず、いびきの原因から考えてみましょう。
いびきは、呼吸によって生じる空気の流れが、狭い場所を通り抜ける際に生じます。つまり、空気の通り道のどこかが狭くなっているときに、いびきが生じうるということです。
吸われた空気は外界から鼻や口、咽頭や喉頭、気管、気管支という順に通過して、肺に届きます。いびきが生じるのはこの中でも主に外界に近い、「上気道」と呼ばれる領域に狭い部分がある場合です。上気道にあたるのは鼻や口から咽頭あたりまでの通路です。
通り道が狭くなる原因は一つではありませんので、それぞれ対処法が異なってきます。
鼻中隔弯曲症、花粉症などのアレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎といった鼻腔が狭くなるような一連の疾患であれば、耳鼻咽喉科での治療が解決につながることがあります。
生活習慣の改善によって効果が期待できるものもあります。脂肪の蓄積や睡眠時の体位、飲酒、喫煙などはいずれも空気の通り道を狭くすることがあり、いびきの原因となり得ます。それぞれダイエットをする、抱き枕などを使用して横向きに寝る工夫をする(仰向けでの睡眠時にいびきをかきやすいです)、禁酒や禁煙といった手段により、効果が得られる可能性があります。
顎や扁桃等の大きさや形状がいびきの原因になっている場合は、マウスピースの装着や手術による治療によって改善されることもあります。
いびきも笑い話のうちは良いのですが、睡眠時無呼吸症候群のように、日常生活に大きなリスクを及ぼす病態のサインだったりすることもあります。いびきに加えて疲れがとれない、日中の眠気といった症状が気になる際には、内科や耳鼻科の受診をお勧めします。

以上を踏まえて、山小屋での対策としては…お酒やたばこを控える、仰向け寝を避ける、といったことが考えられます。

そしてもう一点、「いびきに負けずに睡眠をとる方法、ただし耳栓以外」ということですが、やはりここは「雷鳥を数える」…いや、雷鳥は鳴き声がうるさくて寝られない、ということでしたら「カモシカを数える」がよろしいかと思います。山だけに。
マジメなお話としましては、お酒は眠りが浅くなるので逆効果です。また、各種眠剤の使用は高山病の発症リスクを高めますので、あまりお勧めできません。ご注意ください。

解決 相談者 Ryuichi Masuda さん

お医者様のわかりやすいご回答、ありがとうございます!

じぶんはどのケースか、調べるのはもちろんですが、横向き寝はすぐに試せそうですね。

また、いびきに負けないぐっすり睡眠としては、いびきを雷鳥の鳴き声だと思って、雷鳥を数えることに挑戦して、それでダメだったらカモシカを呼んできます(笑)

ありがとうございました!

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