山岳ガイドへの相談
相談者
K-chi Iwamoto
さん
3,000m前後の高所登山に行くと、高度順応できていないのか体質的に合ってないのか体調が悪くなることがあります。
低酸素トレーニングや、高所登山の機会を増やし体を慣らすことで克服していけるものなのでしょうか?
一般的に2500m以上が「高所」と言われるので、3000mでも高山病の症状を発症する危険性はあります。歩いてゆっくり高度を上げる場合や、ロープウェイなどで一気に高度を上げる場合など、そこに到達するまでの行程で体調は変わってきますが、目標とする山が3000mであれば、2000mほどの登山の機会を増やすことでも体を慣らすことにつながります。低酸素トレーニングでも同様の効果も期待できる可能性があります。
その理由は、事前に自然の高所や低酸素トレーニングで体に「低酸素」の刺激を入れておくと、低酸素を感じ取ると呼吸が深くなる機能が向上するためです。
登山の行程や睡眠不足などその日の体調によっても、高所での体の状態は変わってくるので、山行歴などをつけて状態をチェックしておくとよいかもしれません。
解決
相談者
K-chi Iwamoto
さん
回答ありがとうございます。
参考になったことはも勿論、高所が苦手な私にとって励みにもなりました。
低酸素を感じ取ると呼吸が深くなる機能が向上していくのですね。
諦め掛けていたので、高所順応についても学び、再び高所に行けるよう挑戦したいと思いました。